寒山詩
泣露千般草
つゆになくせんぱんのくさ
吟風一樣松
かぜにぎんずいちようのまつ
梨山華崗高冷茶 (なしやまはなおかこうれいちゃ)
梨山ウーロン茶 花の香り
爽やかで甘みがあり,梨山ウーロン茶,が特有の花の香り,澄んで甘い、
軽くて甘い香り。
台湾高山烏龍茶のなかでもハイグレードな梨山烏龍茶。
ひとくちに梨山烏龍といっても、その品質は様々。
そもそも生育茶畑の標高が高い高山茶のなかでも、特に2000m級の高山で育てられた高山茶を「高冷茶」と呼ぶことができます。
ハイグレードな清香烏龍茶が飲みたい、という方にまさにお勧めなのが
この「 梨山華崗高冷茶」
口に含もうと杯を近づけるだけで、清らかな花香が伸びやかに漂います。
くちなしや沈丁花の白いお花を思わせる香りは
うっとりと目を閉じて、香りに浸りたくなるようなかぐわしい芳香です。
思わず「ティーアロマ」という言葉がうかぶような、これぞ高冷茶という香り。
清らかながら余韻豊かな花香は、徐々に甘さを増しその香りを変えて行きます。
ぜひ門香杯などを使い、ゆっくりと複雑な香りをたのしんでいただきたい烏龍です。
雑味のない透明感ある味わいながら、冬摘みならではのまろやかな旨味もあり、ハイグレードな清香烏龍茶が飲みたい、という方にまさにお勧めの高山茶です。
梨山のなかでもブランドとなっている華崗茶区。
「高冷茶」の名前が表すように標高は2000Mを超えます。
煎を重ねるごとに他の産地にない透明感と柔らかくシルキーな優しい味わいが続きます。
冬茶の特徴でもある落ち着いたベースのなかにキレイな花がもたげるような香りの印象。淑やかでバランスの取れた冬の梨山茶です。
産地:梨山華崗 製茶時期:2021 年 10月中旬(冬茶) 焙煎:なし 品種:青心烏龍 発酵度:軽発酵 焙煎度: 焙煎:なし
このお茶の産地標高は、なんと2600m!
富士山の五合目と同じくらいの標高です。
五合目といえば一般の車が通行できる限界点くらいですね。
標高1000mを超えれば高山茶と呼ばれるのに、
さらに倍の高さのこんなところでなんでお茶を作ろうと思ったのか。
それはおそらく美味しいお茶ができるから。
ただそれだけだと思います。
すごいぞ台湾の人。
もちろん、とても美味です。